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アジアと芸術

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見えない日常_cover2.jpg
書名
見えない日常
著者名
木戸 孝子[写真・文]
出版年月
2025年2月
定価
3,520円(税込)
体裁
A5判変型・並製
ページ数
208ページ
ISBNコード
978-4-87122-217-4
 
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見えない日常

 家族の親密な関係を収めたシリーズ「Skinship」が、欧米で高い評価を受けている写真家・木戸孝子氏。米ICP(International Center of Photography)を卒業後、ニューヨークで写真家として活動していた木戸氏は〝ある出来事〟がきっかけで、警察に逮捕されてしまう。
 逮捕を機に目を向けた日米のカルチャーギャップ、日本ではあまり知られていないアメリカの拘置所の実態、刑が確定してから再び写真家として活動するまで――。本書には、著者がニューヨークで体験した出来事や、その経験を作品に昇華していくまでの物語が綴られている。文中には、著者がニューヨーク時代に撮影したシリーズ「The Ordinary Unseen」などの写真も挿入されている。
 2024年11月には、ベルギーで日本の写真を専門に扱う「IBASHOギャラリー」によって、世界最大規模の写真展示会「Paris Photo」に「Skinship」が出展された。さらなる飛躍が期待される著者の、創作の礎となる体験が綴られた一書。

・シリーズ「アジアと芸術」第4弾。
・鳳書院が運営するnote「アジアと芸術digital」での連載「見え
 ない日常」を書籍化。

 

主な内容

第一章 ある日、突然の逮捕
第二章 カルチャーギャップ
第三章 判決の時
第四章 獄中の出会いと、強制送還による別れ
第五章 再出発

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法華経の風景2.jpg
書名
法華経の風景
[写真]
宍戸 清孝
[文]
菅井 理恵
出版年月
2024年11
定価
3,300円(税込)
体裁
A5判変型・並製
ページ数
208ページ
ISBNコード
978-4-87122-216-7
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法華経の風景


 日本各地に点在する法華経にまつわる風景——。120点あまりの写真と12本のエッセーを通して各地・各時代の法華経の痕跡に迫る一書である。
 これは、ウェブサイト「note」上の「アジアと芸術digital」(鳳書院)に、2023年4月から連載された「法華経の風景」全12回を書籍化したもの。
 シルクロードを介し、朝鮮半島から日本にもたらされた仏教。なかんずく〝諸経の王〟と呼ばれる法華経——。古代に観世音寺が創建された太宰府や、最澄が大乗戒壇を開いた比叡山、中世に日蓮が拠点とした鎌倉、近世に法華衆が力を持った京都や堺、近代になってからは宮澤賢治が暮らした花巻など、各地の〝法華経にまつわる風景〟を通観し、これまであまり語られてこなかった日本の歴史の一部分を浮かび上がらせている。
 写真は、日系二世の元米兵の撮影をライフワークとする宍戸清孝氏。2004年には同テーマの写真展「21世紀への帰還IV」で伊奈信男賞を受賞した。エッセーは、ライターの菅井理恵氏が執筆。さらに、日本思想史、日本文化論を専門とする佐藤弘夫・東北大学名誉教授が解説を寄せている。
 傅益瑶著『水墨の詩』『傅益瑶作品集 一茶と芭蕉』に続く、「アジアと芸術」シリーズの第3弾。

目次

第一章 古代 奈良と大阪(聖徳太子)
    福岡・太宰府(観世音寺)
    奈良(鑑真)
    比叡山延暦寺(最澄)
    岩手・平泉(奥州藤原氏)
    嚴島神社(平清盛)

第二章 中世から近代 神奈川・鎌倉(源頼朝・日蓮)
    京都(本阿弥光悦)
    石川・七尾(長谷川等伯)
    大阪・堺(千利休・与謝野晶子)
    岩手・花巻(宮澤賢治)
    長野と東京(五島慶太)

    解説 佐藤弘夫


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一茶と芭蕉_ジャケット.jpg
書名
傅益瑶 (ふ・えきよう)作品集
一茶と芭蕉 
著者名
傅 益瑶 (ふ えきよう)
出版年月
2024年11月
定価
4,500円(税込)
体裁
A5判変形・上製
ページ数
164ページ
ISBNコード
978-4-87122-212-9
 
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傅益瑶(ふえきよう)作品集 一茶と芭蕉

 水墨画家・傅益瑶(ふ・えきよう)が、小林一茶の俳句と、松尾芭蕉の「おくのほそ道」から67点を選んで絵を描き、文章とともに収録した作品集。前著『水墨の詩』に続く「アジアと芸術」シリーズの第2弾。装丁・本文レイアウトは、前著に引き続き矢萩多聞氏が担当した。
 著者は、中国画壇の巨匠・傅抱石を父に持ち、幾多の風雪を越えて日本に留学。平山郁夫氏、塩出英雄氏といった名だたる画家に薫陶を受け、中国伝統文化を礎に、水墨画の新境地を拓いてきた。
 著者は本書で語っている。「時に想像の翼を広げて、私は二人の詠んだ世界を描きました。時空を超えて芸術と自由に遊ぶことは、人間だけに与えられた素晴らしい特権であると私は思っています」(「はじめに」から)
 カバー絵は、著者の書き下ろし画である。近江国・義仲寺での時雨忌(芭蕉忌)に駆けつける一茶(左)の目には芭蕉(右)の姿が。芭蕉が世を去って百年あまりの歳月が流れていた――。一茶は詠んだ。
「義仲寺へ急候はつ時雨」
 「二人の俳句に流れる精神は通じ合っている」と著者は言う。独自の世界観で描かれた作品の数々に触れ、一茶と芭蕉と一緒に旅するような遊び心に溢れた一冊となっている。 

主な内容

・はじめに
・1章 一茶
  桜さくらと唄われし老木哉
  雀の子そこのけそこのけお馬が通る、など42点
・2章 芭蕉
  夏草や兵どもが夢の跡
  五月雨の降のこしてや光堂、など25点

・おわりに
・掲載作品目録

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『水墨の詩』カバー画像‗12.01最新.jpg
書名
水墨の詩 (うた) 
著者名
傅 益瑶 (ふ えきよう)
出版年月
2024年1月
定価
2,970円(税込)
体裁
A5判変形・上製
ページ数
176ページ
ISBNコード
978-4-87122-209-9
 
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水墨のうた

あなたはまだ() 益瑶(えきようを知らない⁈
――水墨画家・傅益瑶(ふ・えきよう)の初の作品エッセー集。父は中国画壇の巨匠・傅抱石。幾多の風雪を越えて日本に留学。平山郁夫氏、塩出英雄氏といった名だたる画家に薫陶を受け、中国伝統文化を礎に、水墨画の新境地を拓いてきた。比叡山延暦寺、鶴岡八幡宮をはじめ各地の寺社に絵を多数奉納するほか、松尾芭蕉シリーズ、日本の祭りシリーズ、小林一茶シリーズなど、独自の世界観を築いている。
「老」の喜びを知る人は終わらない青春を生きる。人生の円熟の美と中国の伝統文化の神髄に触れる一冊。

 

主な内容

はじめに
1章 中国で過ごした日々
   文の重み/母からの教え/周総理の願い/
   嵐が与えてくれたもの
2章 留学生として日本へ
   第二の人生のスタート/富士を描く/水墨画と日本画/
   線の賛歌/水墨画ルネサンス
3章 水墨画の可能性を拓く
   神々との戯れ/誓願の力/仏教東漸図/
   円仁入唐求法巡礼図/慈悲の雨/迷いと悟り/円熟の美
傅益瑶用印
略年譜
主な奉納先
おわりに

 

〈著者プロフィール〉傅益瑶(ふ・えきよう) 水墨画家。1947年、中国・江蘇省南京市に、傅抱石の第五子として誕生。79年、中国教育部の国費留学第一期生として来日。創価大学で日本語を学ぶ。81年には武蔵野美術大学大学院で塩出英雄氏に師事。83年、東京藝術大学平山郁夫研究室に入り、研究生として敦煌壁画の研究と日本画を学ぶ。ニューヨークの国連本部や 中国美術館をはじめ、国内外で個展を数多く開催し、テレビ番組にも出演。中国国務院から「第5回中華之光賞」、日本政府から令和3年度「文化庁長官表彰」が授与されている。

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